【10 万円以上】おすすめの最高級革靴ブランド(イギリス編)
まず紹介するのは、イギリスでおすすめの革靴ブランドです!
雨水に強い頑丈な作りと、普遍的でシンプルなデザインが特徴のイギリス靴。
雨の日でもガンガン履けるような革靴をお探しの方におすすめです。
エドワード・グリーン(Edward Green)
エドワード・グリーン(Edward Green)は、1890 年創業のブランドです。
イギリスのノーサンプトンの小さな工場で手作り靴を製造しはじめたのがブランドの始まりです。
「できる限りの上質を求める」という明快なポリシーのもと少量で高品質な靴作りを続けています。
作りは伝統的なグッドイヤー・ウェルト製法で、アッパーには最高級のカーフスキンなどを惜しみなく使っています。
木型のバリエーションが幅広く、日本人の足に合う木型が多いのがエドワード・グリーンの特徴です。
なかでも「202」や「82」という木型は名作と言われ、愛用者がたくさんいます。
エドワード・グリーンは、自社ブランドだけでなく、OEM(外注)メーカーとして数多くのブランドの靴製作を手がけていることでも有名です。
ラルフ・ローレンやブルックス・ブラザーズなど世界中のショップの靴製作を手がけ、その技術力は折り紙つき。
イギリスを代表する最高級ブランドの 1 つです。
「エドワード・グリーン(Edward Green)」イチオシの一足!
私のイチオシは、ドーバーです。
ドーバーは、エドワードグリーンを代表する定番のモデルです。
「ライトアングルモカ」と呼ばれる縫い目がつま先部分についています。
手縫いでしかできない技法で、エドワードグリーンの技術力が光る一足です!
「エドワード・グリーン(Edward Green)」の購入方法
エドワード・グリーン(Edward Green)は、伊勢丹や阪急などの百貨店やセレクトショップのストラスブルゴで取り扱いがあります。
詳しくは「Shops」をご覧ください。
お近くの店舗をぜひ探してみてください。
エドワード・グリーン(Edward Green)の公式サイトはこちら。
ジョン・ロブ(John Lobb)
ジョン・ロブ(John Lobb)は、言わずと知れたイギリス靴の老舗ブランドです。
英国王室御用達としても知られ「革靴の王様」と称されます。
既成靴を専門に販売しているのは「ジョンロブ SAS」というフランスのパリに本社を置く会社で、靴の製造はイギリスのノーザンプトンで行われています。
ジョン・ロブの最大の特徴は、「革質の良さ」と「デザイン性」です。
ジョンロブ SAS はエルメスの傘下にあり、エルメスが厳選したヨーロッパ産の最高級の革が靴にも使用されています。
既成靴ブランドのなかで、革質は最高だと言えるでしょう。
イタリアの靴のように派手さはありませんが、革の切り返しや縫い目のラインがエレガンスで、デザイン性が高いのもポイントです。
イギリスの靴によく見られるようなソールの重厚感がなく、それでいて作りはしっかりとしています。
「革靴の王様」と呼ぶにふさわしい、最高峰のブランドです!
「ジョン・ロブ(John Lobb)」イチオシの一足!
私のイチオシは、シティ 2(City Ⅱ) です。
シティ 2 は、イギリスの靴を象徴するような定番デザインのストレートチップオックスフォード。
派手さはなくとも、靴のつま先や側面に走るラインが優雅で見る人を惹きつける魅力があります。
ジョンロブが持つエレガンスなデザインセンスが光る、至極の一足です!
「ジョン・ロブ(John Lobb)」の購入方法
ジョン・ロブ(John Lobb)は、全国の百貨店で取り扱いがあります。
詳しい店舗は「ジョンロブ 店舗・取り扱い一覧」で確認ができます。
また、公式サイトや Amazon でも購入可能なので、サイズ感が分かっていれば通販もアリです。
ジョン・ロブ(John Lobb)の公式サイトはこちら。
ガジアーノ・ガーリング(Gaziano & Girling)
ガジアーノ・ガーリング(Gaziano & Girling)は、2006 年に誕生したブランドです。
これまで紹介したエドワード・グリーンやジョン・ロブだけでなく、イギリスを代表する靴ブランドは何十年と長い歴史を持っていることが多いです。
一方、ガジアーノ・アーリングは創業から十年ちょっとしか経っていない新しいブランドですが、そのクオリティーの高さから瞬く間にイギリスを代表するブランドに数えられるようになりました。
ガジアーノ・ガーリングの特徴は、ビスポークに採用される意匠が既成靴にも盛り込まれていることです。
既成靴とは思えないほど手が込んだ作りで、まるでビスポークのような造形美が魅力です。
イギリスの伝統にとらわれることなく、「パティーヌ」という鮮やかな色付けやレーザー加工など、新しい技術も積極に取り入れています。
ソールには、「オークバーク」という革を使用しています。
オークバークとは、繊維がみっちりと詰まった革で、耐久性に非常に優れていながらも柔らかい履き心地になる高級素材です。
伝統を守りつつ新しさも取り入れた、ビスポークのように美しくて履きやすい既成靴。
手に取れば、一気に魅力に引き込まれるはずです。
「ガジアーノ・ガーリング(Gaziano & Girling)」イチオシの一足!
私のおすすめは、ガジアーノ・ガーリングを代表するモデル、アンティーブス(Antibes)です。
革をねじって作ったパーツを甲につけた、斬新なデザインのローファーです。
つま先や甲周りにある縫い目は「シャドウ・ステッチ」と呼ばれる意匠で、手縫いでしかできません。
伝統にとらわれない斬新さと裁縫の高い技術が垣間見える、ガジアーノ・ガーリングらしい一足です!
「ガジアーノ・ガーリング(Gaziano & Girling)」の購入方法
ガジアーノ・ガーリング(Gaziano & Girling)は、高級紳士靴を取り扱うショップ「トレーディングポスト」や、全国の百貨店などで取り扱いがあります。
公式サイトから通販で購入することもできます。
ガジアーノ・ガーリング(Gaziano & Girling)の公式サイトはこちら。
ジョージ・クレバリー(George Cleverley)
イギリス編で最後に紹介するブランドは、ジョージ・クレバリー(George Cleverley)です。
ジョージ・クレバリー氏により 1958 年に立ち上げられたブランドで、一時は休止していたものの 1993 年に再始動しました。
ジョージ・クレバリーが取り扱う商品のなかで、異彩を放つのが「アンソニー・クレバリー(Anthony Cleverley)」という最高級のラインです。
アンソニー・クレバリーとは、ジョージ・クレバリー氏の甥の名前で、伝説的な靴職人として知られる人物です。
足に不自由があり履ける靴に制限があったと言われるアンソニー・クレバリー氏は、靴への造形美に強い関心を持ったと言われています。
精神的な病で若くして亡くなった同氏の遺品から出てきた木型をベースに作っているのが、アンソニー・クレバリーという最高級ラインです。
シルエットの美しさはもちろんのこと「手袋のような履き心地」と言われるほど履き心地が良いのが特徴です。
使用されている革は、何十万円もするビスポークに使用されるものと同等の質の良いものだそうです。
伝説の靴職人が残した木型で作られた靴、ロマンを感じずにはいられません!
「ジョージ・クレバリー(George Cleverley)」イチオシの一足!
私のイチオシは、アンソニー・クレバリーのボーディー(BOEDIE)です。
ボーディーは、シンプルなストレートチップオックスフォードです。
アンソニー・クレバリー氏が残した木型の美しさが良くわかる、極上の一足です。
「ジョージ・クレバリー(George Cleverley)」の購入方法
ジョージ・クレバリー(George Cleverley)は、伊勢丹新宿店メンズ館と阪急メンズ大阪で取り扱いがあります。
気になる方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ジョージ・クレバリー(George Cleverley)の公式サイトはこちら。
次のページでは、色鮮やかで遊び心あふれるイタリアの靴をご紹介します!
引き続きお楽しみください。
ご紹介されてるブランキーニ、どうやらスエードのような部分は、革の内側でなく表側をサンドペーパーとかでケバ立たせているらしく、普通のスエードでは無いって話しを聞いた事があります。
コメントありがとうございます。
革の表側を削っているということは、ヌバックレザーですね!
情報共有くださり、どうもありがとうございました。
いつも参考にさせていただいております。
3万円以上が最低限ということで、そのランクでオススメのローファーを教えていただけませんかでしょうか?
コメントありがとうございます。
どのブランドも素敵なローファーモデルがあるので、ひとつのモデルを挙げるのは難しいですね…
3 万円台でおすすめのブランドを下記記事で紹介しております。
気に入ったブランドの中からローファーモデルを探してみると良いかもしれません!
https://io-shoes.jp/posts/1600261549/