【3 万円台で買える】靴職人が選ぶおすすめの革靴ブランド 8 選

革靴のメーカーやブランドの選び方に悩んだことはありませんか?

私は毎回、悩みに悩みまくるタイプです。

安い買い物ではありませんし、これから長く履くことを考えると慎重になります。

以前は、どのメーカーやブランドも同じに見えて、なにを基準にして選べばいいのか分かりませんでした。

しかし、自分で靴を作るようになった今は違います。

「長く履ける製法で作られているの?」

「細かい仕上げはきれいなの?」

「手入れする価値のある良い革使っているの?」

など、一歩踏み込んだ選び方をします。

靴作りをはじめてまだ数年のヒヨッコではありますが、革靴のことをあまり知らない方に向けて「この靴はオススメできる!」といえるくらいの知識はあるつもりです。

というわけで、今回は私が選ぶオススメの革靴ブランドをランキング形式でご紹介したいと思います!

初めて買う方や靴にあまりお金をかけたくない方にも興味をもってもらえるよう、「3 万円台まで」という価格帯で選びました。

3 つの基準で選びました

はじめに、今回ランキングを作るにあたって設けた「3 つの評価基準」を簡単に説明します。

これが正解というわけではありませんが、どうやって選べば良いか分からなかった過去の自分に教えたいと思えるようなことを基準にしました。

この記事に登場するブランド以外の靴を選ぶときにも参考になるかと思います。

なかには「メーカーやブランドではなく、デザインで選びたい」という方もいると思います。

しかし、モノが良くなければほんの 1 〜 2 年で寿命が尽きて履けなくなることも少なくありません。

まずは、信頼できるメーカーやブランドのなかから気に入ったデザインの革靴を探してみてはいかがでしょうか。

基準その 1:長く綺麗に履けるかが決まる「作りの良さ」

まず 1 つ目は「作りの良さ」です。

革靴にはさまざまな作り方(製法)があり、この製法の違いによって 1 〜 2 年で履けなくなってしまったり、あるいは 6 〜 10 年履き続けることができたりと、寿命が大きく変わってきます。

良い製法で作られていれば、経年変化を楽しみながら長く履くことができるので、革靴を選ぶうえで大切なポイントになります。

また、細かいところまで綺麗に仕上げがされているかも重要です。

「美は細部に宿る」といわれるように、細部まで綺麗な靴の方が全体で見たときにも美しく見えるものです。

この「製法の良さ」と「仕上げの綺麗さ」で、作りの良さを判断します。

補足:長く履ける製法とは?

長く履けるかどうかは、修理して何度もソールを交換できるかにかかっています。

ソールが交換できる主要な製法は「グッドイヤー・ウェルト製法」と「ハンドソーン・ウェルト製法」です。

グッドイヤー・ウェルト製法は、履いていると足の形に合わせて馴染んでくるのが特徴です。

ただ、履き始めがすこし固いという欠点もあります。

もう一つのハンドソーン・ウェルト製法は、機械生産のグッドイヤー・ウェルト製法が世に出てくる前に主流だった手作りの製法です。

同じように繰り返し修理ができ、なおかつ履き心地がかなり柔らかいのが特徴で、グッドイヤー・ウェルト製法の上位互換といったところでしょうか。

「マッケイ製法」もソールを交換できる製法ですが、3 万円台のおすすめの革靴には登場しません。

基準その 2:経年変化を存分に楽しむための「革質の良さ」

2 つ目は「革質の良さ」です。

革質が良いと、キラキラとした自然な光沢があります。また、手入れをすればするほど色艶が増してきます。

さらにいえば、質の良い革はしなやかで丈夫なため、長年履いてもひび割が発生しにくいというメリットもあります。

逆に、革質が悪いと表面には光沢がなく、また光沢があっても塗料で表面をコーティングして良い革に見せかけていることもあります。

塗料でコーティングされた革には不自然な艶があり、すぐにひび割れたり色落ちしたりするなど劣化も早いです。

革が本来もつ自然な光沢があり経年変化を楽しめる質の良い革を使っているかどうか、これも革靴を選ぶときのポイントになります。

基準その 3:さいごの決め手となる「オリジナリティー度」

最後の 1 つは「オリジナリティー度」です。

「作りも良くて革質も良い。でもなんだか、決定打に欠けるなぁ…」

どれにするか悩んでいると、そんな風に思うことがあります。

それもそのはず、「クラシックシューズ」や「ドレスシューズ」という大きなくくりでみると、細かいところに違いはあれど、デザインはほとんど似ているものばかりです。

作りも革質も似ていると、もうどちらを選べば良いかさっぱり分からなくなります。

そんなときに決め手となるのは、メーカーやブランドが持つオリジナリティーです。

ブランドのコンセプトがしっかりしていたり、あるいは独自の信念を持っていたりなど、少しでも「イイな」と思う部分があることが決め手になることも少なくありません。

数値として測れる基準ではありませんが、ほかと比べて抜きん出た独自性があるかを調査して、1 つの基準にします。

以上の 3 つ「作りの良さ」と「革質の良さ」そして「オリジナリティー度」を評価の基準にします。

今回は、ネットでの調査はもちろん、実際に何度も店頭に足を運んで見たり履いたりして、およそ 20 ブランドのなかから「これはオススメしたい!」と思えるものを厳選しました。

ちなみに、2 万円台まではおすすめしたいと思えるようなものは残念ながらありませんでした…

3 万円台から「作り」や「革質」がグッと良くなっているようなので、3 万円が一つのラインなのかもしれません。

それでは、さっそくみてみましょう!

第 8 位 ジャランスリウァヤ(Jalan Sriwijaya)

評価
作りの良さ ★★★★★★★☆☆☆ 7
革質の良さ ★★★★★★★☆☆☆ 7
オリシナリティー度 ★★★★★★★☆☆☆ 7

第 8 位は、インドネシア発祥のブランド、ジャランスリウァヤ(Jalan Sriwijaya)です。

コストパフォーマンスが優れていることで人気があり、ユナイテッドアローズやビームスなど、さまざまなセレクトショップでの取り扱いがあります。

コスパが良いといわれる理由は、採用している製法「ハンドソーン・ウェルト製法」です。

ハンドソーン・ウェルト製法は、グッドイヤー・ウェルト製法よりも履き心地が柔らかい反面、作るのに非常に手間がかかります。

数十万円もするビスポークにも採用されている製法で、3 万円台で買えるのはコスパがいい、というわけです。

優れた製法を採用している一方、レザーソールやコバ(アウトソールの側面に飛び出ている部分)などの仕上げが荒いのが気になりました。

革は、フランスの有名なタンナーであるデュプイ社のレザーを使用しているようです。

等級はそこまで良いわけではないようで、3 万円台のなかではまずまずといったところでしょうか。

しかし、ハンドソーン・ウェルト製法でこの価格で買えるブランドは、そうそうありません。

一貫してハンドソーン・ウェルト製法にこだわるブランド、試してみる価値アリです!

イチオシの一足!

今回は、それぞれのブランドで私が推したい一足も合わせてご紹介していきます。

ジャランスリウァヤのイチオシは V チップ のダービーです。

V チップとは、つま先に V 字型の縫い目で飾りをつけたデザインのことを指します。

すこしカジュアルな雰囲気になるので、オンでもオフでも履きやすいのがポイントです。

ダービーは外羽根とも呼ばれ、脱ぎ履きがしやすかったり紐をしめる強さを調整しやすかったりとさまざまなメリットがあります。

ハンドソーン・ウェルト製法の履き心地も味わえて、オンオフに縛られることなく履ける、贅沢な一足です!

ジャランスリウァヤ(Jalan Sriwijaya)の購入方法

ジャランスリウァヤは、ユナイテッド・アローズやビームスなどのセレクトショップから、伊勢丹や三越など百貨店で幅広く取り扱いがあります。

公式サイトの「取り扱い店舗」に詳しい取り扱い店が掲載されているので、実際に出向いて履いてみるのが一番です。

場所によっては取り扱っている商品が異なり、気に入ったデザインがないかもしれないので、楽天や Amazon などの通販で購入する方法もあります。

その場合、近くのお店でサイズ感だけ確認してから購入するのがベターです。

ジャランスリウァヤ(Jalan Sriwijaya)の公式サイトはこちら

第 7 位 ロイド・フットウェア(Lloyd FoorWear)

評価
作りの良さ ★★★★★★★★☆☆ 8
革質の良さ ★★★★★★★★☆☆ 8
オリシナリティー度 ★★★★★★★★☆☆ 8

第 7 位は、東京と大阪に店を構える英国靴の専門店、ロイド・フットウェア(Lloyd Footwear)です。

知名度はそこまで高くありませんが、1980 年に創業した老舗で、知る人ぞ知るブランドです。

「日本人の足に合う英国靴を」という信念のもと、日本人向けの木型を英国のメーカーに持ち込んで製造を委託しているというこだわりようです。

ロイド・フットウェアはいくつかのシリーズを展開しており、なかでも 3 万円台で購入できるのが「V シリーズ」です。

V シリーズは、135 年以上続く英国のメーカー・BARKER(バーカー)に製造を委託しているそうです。

英国で主流のグッドイヤー・ウェルト製法を採用しており長く履けるほか、長い歴史を裏付けるような丁寧な仕上げでした。

革も質が良く艶があり、手入れしながら履いて経年変化を楽しみたくなります。

V シリーズはすべて「ダイナイトソール」という、ボタンがついたようなラバーソールで作られています。

レザーソールと比べて雨の日でも滑りにくく履きやすいという反面、ソールの反りがすこし悪いという欠点もあります。

デザインは王道の英国靴といった印象です。

雨の日でもガンガン履ける英国靴をお探しの方には、うってつけのブランドです。

イチオシの一足!

ロイド・フットウェアのイチオシは、ブラウンのプレーントゥダービーです。

英国靴の雰囲気が滲み出るクラシックな形なので、シルエットを楽しめるプレーントゥを選びました。

フォーマルな印象になりすぎないダービーで、どんな服装にも合わせやすい渋いブラウンなのもポイントです

持っておけば大活躍は間違いありません!

ロイド・フットウェア(Lloyd FoorWear)の購入方法

ロイド・フットウェアは、銀座店と大阪店に店舗があります。

通販であれば、楽天の「ETON HOUSE」というショップで取り扱いがあるようです。

商品ページにサイズガイドがあるので、通販をする際には参考にしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、Lloyd Footwear の公式サイトはありません!(このご時世に…)

第 6 位 ユニオン・インペリアル(Union Imperial)

評価
作りの良さ ★★★★★★★★☆☆ 8
革質の良さ ★★★★★★★★☆☆ 8
オリシナリティー度 ★★★★★★★★★☆ 9

ユニオン・インペリアル(Union Imperial)は、1952 年創業の「ユニオン製靴」という会社が展開する、日本のブランドです。

さまざまなグレードの商品を展開していますが、なかでも 3 万円台で購入できるのが「GOODYEAR WELTED」シリーズです。

名前の通りグッドイヤー・ウェルト製法で作られており、仕上げも綺麗です。

フランスのタンナー・アノネイ社のレザーを使用しているため革の質も良く、3 万円台のなかで平均的だと感じました。

ユニオン・インペリアルは「木型」にこだわりを持っています。

木型とは、革を靴へ成形するための「型」のようなもので、これによって靴の形状やサイズ感が決まります。

「足なりの木型設計」と呼ばれる独自に開発した木型で作られた靴は、自然に足に馴染みます。

長年の研究のもと足に合いやすいように練られた靴、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

イチオシの一足!

ユニオン・インペリアルのイチオシは、ブラウンのアデレードセミブローグです!

アデレードは、楽器の「竪琴」という意味があります。

靴をよく見てみると、靴紐を通す穴が空いているパーツが、竪琴型になっていることが分かります。

この竪琴型のデザインが、アデレードという名称の由来です。

履き口周りについているパーフォレーションの華やかな雰囲気と合いそうなブラウンをチョイスしました。

ユニオン・インペリアル(Union Imperial)の購入方法

ユニオン・インペリアルは、全国の百貨店で取り扱いがあります。

公式サイトの「取り扱い店舗」でお近くの店舗を確認して、実際に行って試着してみましょう。

幅が広い作りになっており、幅が狭い方には合い辛いのが難点です。

ちなみに、自分の足幅の測り方は「足のサイズの測り方〜もう靴選びで失敗しないィッッッ!かも〜」というページで分かりやすく解説されています。

ユニオン・インペリアルの 3 万円台で買える靴は、ワイズが「2E」です。自分の足が「EE」に該当すれば、公式サイトや楽天、Amazon などの通販で購入するのもアリです。

ユニオン・インペリアル(Union Imperial)の公式サイトはこちら

第 5 位 バーウィック 1707(Berwick 1707)

評価
作りの良さ ★★★★★★★★☆☆ 8
革質の良さ ★★★★★★★★★☆ 9
オリシナリティー度 ★★★★★★★★★☆ 9

バーウィック 1707(Berwick 1707)は、スペイン発祥のブランドです。

ブランド名に “1707″ とありますが、創業は 1991 年と、比較的新しいブランドです。(なぜ 1707 なのかは分かりませんでした…)

スペインの靴は、イギリスの靴に見られる質実剛健な作り、そしてイタリアやフランスの靴に見られる色気のある雰囲気、この 2 つのバランスがとれていることが特徴です。

バーウィックも例に漏れず、作りとデザインのバランスの良さを兼ね備えており、ヨーロッパで人気があるブランドだそうです。

グッドイヤー・ウェルト製法にこだわって作られており、細部の仕上げも 3 万円台のなかでは丁寧な方でした。

良質な革の産地であるヨーロッパのブランドとあってか、やはり革質は良いと感じました。

このブランドの特色は、ほかのブランドでは見られないような、ロングノーズで色気のあるデザインが幅広く取り扱われていることです。

かかとが少し小さめに作られており、小ぶりなヒールカップでシルエットもメリハリがあります。

イギリス靴のようにガシガシ履けてイタリア靴のような色気もある、そんな良いとこ取りのブランドです!

イチオシの一足!

バーウィック 1707 のイチオシは、ブラウンのホールカットシューズです!

ホールカットは、アッパー(ソールから上側)の縫い目がかかと部分にしかないデザインの靴で、シンプルな見た目が特徴です。

ホールカットは装飾が一切なく、革質の良さや木型の美しさが全面に押し出されるため、ブランドによっては残念な出来なこともあります。

この靴は革質も良く木型も綺麗で、ホールカットのデザインがバッチリ生かされています!

バーウィックだからこそ作れる、ハイクオリティーで色気のある一足です!

バーウィック(Berwick)の購入方法

バーウィックは、大丸や松坂屋などの百貨店で取り扱いがあります。

ほかにもいくつか取り扱っている店があるようなので、公式サイトの「取扱店一覧」で確認してみましょう。

楽天や Amazon での取り扱いもあるので、店頭で気に入ったデザインがなければ通販サイトで探してみるのも良いのではないでしょうか。

バーウィック(Berwick)の公式サイトはこちら

第 4 位 スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)

評価
作りの良さ ★★★★★★★★★☆ 9
革質の良さ ★★★★★★★★☆☆ 8
オリシナリティー度 ★★★★★★★★★☆ 9

第 4 位は、東京の墨田区に工場を構える国産メーカー、スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)です。

幅広い商品を取り扱っており、若い方から年配の方まで幅広い層に人気のメーカーです。

創業からいろいろな種類の製法を試してきたうえで、最終的にグッドイヤー・ウェルト製法で勝負することに決めたのだそうです。

実物を店頭で見たところ、ヒールやコバの仕上げが綺麗で細かいところまで気を配って作られているのが分かりました。

さすがはメイド・イン・ジャパン!

使用されているレザーは国産のカーフレザーで、キラキラとした自然な艶がしっかりと出ていました。

なんでも、社長自らが革を検品しているのだとか。

スコッチグレインはサイズのウィズのバリエーションが多いところも魅力です。

ウィズとは、足の全長ではなく「幅」のサイズ表記のことを指しています。

3E(広め)・2E(やや広め)・E(標準)と 3 つのウィズから選ぶことができ、足に合いやすい靴を見つけやすいのがポイントです。

「匠ジャパン」というスコッチ・グレイン専門の修理も運営されているので、購入後のアフターケアもあるのが安心です。

イチオシの一足!

スコッチグレインのイチオシはブラックのセミブローグオックスフォードです。

スコッチグレイン専門の修理屋があるのであれば、長く履くことを想定してベーシックな靴を選びたいところ。

オックスフォードは、靴紐を通す穴のある羽根が甲の下に潜り込んだようなタイプで、王道中の王道なデザインです。

お堅い印象になりすぎないよう、つま先のメダリオンや羽根と履き口周りのパーフォレーションで華やかさをプラスしたものを選びました。

結婚式・冠婚葬祭などのイベントごとやビジネスシーンに馴染みやすい、使い勝手の良いの一足です。

スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の購入方法

スコッチグレインは全国に店舗が点在しており、サイズ選びにも真摯に向き合ってくれます。

私が行った銀座店では、足の計測をしていただいたうえ、左右の差や足の特徴なども事細かに教えてくださいました!

公式ホームページの「ショップ一覧」に店舗情報があるので、ぜひ足を運んで見てください。

場所によって取り扱っているデザインが異なるようなので、自分のサイズを実店舗で確認したうえで、楽天や Amazon で購入するのも良しです。

スコッチグレイン(SCOTCH GRAIN)の公式サイトはこちら

第 3 位 フウガシン(Fugashin)

評価
作りの良さ ★★★★★★★★★★ 10
革質の良さ ★★★★★★★★★☆ 9
オリシナリティー度 ★★★★★★★★★☆ 9

第 3 位は、フウガシン(Fugashin)です。

風雅(フウガ)とは、日本の伝統的な芸術感性を表わす言葉です。

上品で控えめな、美しい佇まいを靴作りに反映したいという思いから、「風雅心」というブランド名がついたそうです。

その美意識は靴の細部にまでおよび、コバやソールなど細かな部分の仕上げはとても丁寧。

製法は、重厚感のあるグッドイヤーウエルト製法と、軽やかなボロネーゼ製法の 2 種類で展開があります。どちらも修理が可能な製法で、長く履くことができます。

フランス原皮のレザーを使用しているそうで、革質も 3 万円台の中ではトップクラス。

きっと、素晴らしいエイジングが楽しめるはずです!

日本人の美意識が詰まった一足、ぜひ一度手に取ってみてください。

イチオシの一足!

フウガシンのイチオシはブラックのローファーです。

玄関先や居酒屋など、日本は靴の脱ぎ履きが多い文化です。

スポッと履けてシュッと脱げるローファーは、最も日本人の文化に適した革靴だと言えます。

くわえて、日本人の美意識が細部にまでおよんでいるなら、もはや日本人のための一足です!

フウガシン(Fugashin)の購入方法

フウガシンは、「ワールドフットウェアギャラリー」と「クインクラシコ」という紳士靴のセレクトショップで取り扱いがあります。

店舗の場所は「SHOP LIST」に記載があります。

サイズの選び方」に自分の足のサイズを計測する方法が詳しく書いてあるので、オンラインで購入するのもアリです。

一度までなら返品・交換も対応してくれるそうなので安心です!

フウガシン(Fugashin)の公式サイトはこちら

第 2 位 フォーティセカンド ロイヤル ハイランド(42ND ROYAL HIGHLAND)

OGP:CH9401-13/ Tan | 42ND ROYAL HIGHLAND
評価
作りの良さ ★★★★★★★★★★ 10
革質の良さ ★★★★★★★★★☆ 9
オリシナリティー度 ★★★★★★★★★★ 10

第 2 位は、フォーティセカンド ロイヤル ハイランド(42ND ROYAL HIGHLAND)です。

素材を含めゼロから自社で企画・開発という徹底現場主義が信条の革靴メーカーです。数多くのセレクトショップの靴作りを手がけながら、オリジナルの商品も展開しています。

ブランド名は、スコットランドの精鋭部隊「第 42 ロイヤル・ハイランド歩兵連隊」にちなんでおり、「ライバルの英国靴に負けない」という信念が込められているそうです。

3 万円台で購入できる靴には 3 つの製造のラインがあります。

それぞれでデザインのコンセプトや作り、革質が異なります。なかには 3 万円台とは思えないほどの作りのものもありました。

3 つのラインの特徴を簡単に紹介します。

まずは、「GOODYEAR WELTED」。

OGP:CH9302-11/ D.Brown | 42ND ROYAL HIGHLAND

3 万円弱で購入できるラインです。

ラインの名前の通り、グッドイヤー・ウェルト製法で作られています。

革質はほどよく、手入れをしながら履けば良い表情になるだろうと感じました。

王道のデザインが多いラインで、どれを選んでも使いやすそうな印象です。

次は、「Navy Collection」。

OGP:CH6411-21 / Bordeaux|42ND ROYAL HIGHLAND Navy Collection

Navy Collection は、3 万円台の前半から高いものは 5 万円までのドレスカジュアルなラインです。

オールデンの名作、V チップシューズを彷彿とさせるデザインの靴や、そのほかにも多彩なデザインの靴があります。

数十万円もするビスポークなどに採用される伝統的な製法、「ハンドソーン・ウェルト製法」で作られています。

履き心地の柔らかさと頑丈さを兼ね備えた、グッドイヤー・ウェルト製法の上位互換とも言える最も優れた製法です。

細かな仕上げも綺麗で、3 万円台で購入できるのが不思議でなりません!

最後に、「Explorer」。

OGP:CHN7001-31 / Navy | 42ND ROYAL HIGHLAND Explorer

“Explorer” は探検家という意味があります。

道の悪いところにも履いていけそうな、どっしりとしたソールが特徴的なカントリーラインです。

フランスの名門靴、パラブーツのシャンボードやランスといった名作を彷彿とさせる、コロンとした可愛い見た目が特徴です。

驚くことに、手縫い(!)のハンドソーンノルウェージャン・ウェルト製法です。

ノルウェージャン・ウェルト製法とは、登山靴などに採用される丈夫な製法で、雨の中でガシガシ履いても水が入ってこないような作りです。

細かな仕上げも丁寧で、正直なところ 6 〜 7 万円くらいするようなクオリティーだと思いました。

スタンダードなラインの「GOODYEAR WELTED」、カジュアルラインの「Navy Collection」、そしてカントリーラインの「Explorer」。

このバリエーションの数々、他を圧倒するオリジナリティーです!

イチオシの一足!

「Explorer」からウィングチップ ダービーです。

OGP:CHN6501-21 / Bordeaux | 42ND ROYAL HIGHLAND Explorer

ころんとした雰囲気と、落ち着いたブラウンが魅力で、カジュアルスタイルはもちろんのこと、服装に厳しくないのであればビジネスにも使えます。

ハンドソーンのノルウェージャン・ウェルト製法で、履き心地が柔らかくも頑丈な作りです。

雨など気にせず、ガッシガシ履きたい一足です!

フォーティセカンド ロイヤル ハイランド(42ND ROYAL HIGHLAND)の購入方法

フォーティセカンド ロイヤル ハイランドは、残念ながら代官山と銀座にしか専門店がありません。

試着できればしたいところですが、遠くにお住まいの方は公式の「オンラインストア」での購入がおすすめです。

cm 表記で自分にあったサイズを選びやすいほか、返品や交換も受け付けてくれるそうです。

フォーティセカンド ロイヤル ハイランド(42ND ROYAL HIGHLAND)の公式サイトはこちら

第 1 位 トレーディング・ポスト(Trading Post)

評価
作りの良さ ★★★★★★★★★★ 10
革質の良さ ★★★★★★★★★★ 10
オリシナリティー度 ★★★★★★★★★☆ 9

第 1 位は、高級紳士靴専門のセレクトショップ、トレーディング・ポスト(Trading Post)が展開するオリジナルブランドです。

世界中から数々の名靴を発掘してきた目は、オリジナルブランドにも存分に発揮されています。

「世界中の名靴を手がけてきたノウハウを最大限に生かす」という信念のもと作られた靴は、最高級ブランドに負けるとも劣らない素晴らしいクオリティーです。

製法は、安定のグッドイヤー・ウェルト製法。

コバ(ソールの側面に飛び出ている部分)の仕上げや、そのほか細かい仕上げも非常に丁寧で、びっくりです!

アウトソールを見てみると、グッドイヤー・ウェルト製法に見られる縫い目が見えません。

これは、ソールに薄い切り込みを入れて、縫ったあとに伏せて縫い目を隠す「ヒドゥンチャネル」と呼ばれる意匠です。

3 万円台でここまで綺麗なソールの仕上げは、トレーディング・ポストだけです!

有名なタンナーではないそうですが、フランス産のキメの細かい革が使用されています。

キラキラとした艶が出ていて、私が見てきたなかでは 3 万円台で一番質が良さそうでした!

デザインは王道の英国クラシックなものが多く、どれを選んでも合わせやすいものばかり。

作りも革質もピカイチ、3 万円台で最高の靴をお探しなら、トレーディングポストで間違いありません!

イチオシの一足!

私がイチオシするのは、ブラウンのセミブローグオックスフォードです。

OGP:トレーディングポスト(Trading Post) セミブローグ

内羽根キャップトゥのフォーマルな雰囲気と、メダリオンとサイドに走るブローギングが華やかさを演出しています。

質の良い革を存分に楽しむため、経年変化が出やすいブラウンをチョイスしました。

程よいラウンドトゥで、どんなシーンにも合わせやすそうです。欲しい!

トレーディング・ポスト(Trading Post)の購入方法

トレーディングポストは、東京、大阪、名古屋、京都、広島、そして福岡に店舗があります。

お近くの方は、公式サイトの「取り扱い店舗」で場所を確認して行ってみて、手にとって見てみると良いと思います。

店舗が近くにない場合は、公式の通販サイトから購入する方法もあります。

サイズの選び方が「サイズガイド」に詳しく書かれているので、購入する前にどのサイズにすべきか確認してみましょう。

サイズ交換を無料で受け付けているのも嬉しいポイントです。

トレーディング・ポスト(Trading Post)の公式サイトはこちら

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。

今回は、ランキングという形でブランドをご紹介しましたが、私の独断と偏見で決めたランクなので、もちろんこれが絶対という訳ではありません。

革靴を選ぶときの一つの参考として捉えていただければ幸いです。

「いい革靴を買いたいんだけど、どれがいいか分からない。」

そんな方に、この記事がお役に立てば嬉しいです!

また、この記事を気に入っていただけたらぜひシェアをよろしくお願いします。

この記事を書いた人

カタオカケン

東京在住、靴作りに勤しむ 27 歳です。作るのはもちろん、靴を眺めたり、靴を磨いたりするのも好きです。鏡面磨きはなかなか上手くできません。

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