【十万円超え】世界各国の最高級革靴ブランドのおすすめをまとめてみました

「いつか履いてみたい!」と思っている憧れの革靴はありますか?

10 万円以上の革靴は、素材、デザイン、作り、どれをとっても最高峰。憧れている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、靴作りをする私が選んだ 10 万円以上の最高級革靴ブランドを 18 つ紹介したいと思います!

国別でみる革靴の特徴

おすすめのブランドを紹介する前に、国別の革靴の特徴を簡単に紹介します。

革靴は、国によってそれぞれ特色があり、それがブランドの特徴やスタイルの基礎になっています。

国別の特徴を簡単にでも知っておけば、自分の服装やライフスタイルに合ったブランドを見つけやすくなると思います。

「前置きはいいから早くブランドが見たい」という方は、次のページからお読みください。

イギリスの革靴の特徴

イギリスの革靴は「頑丈な作りとシンプルなデザイン」が特徴です。

「一日に四季がある」と言われるほど天候が変わりやすいイギリスでは、雨風に負けない頑丈な作りの革靴が好まれました。

そのため、製法は「グッドイヤー・ウェルト製法」が主流です。

この製法で作られた靴は、ソール周りがどっしりとした重厚感のある見た目になります。

伝統を重んじる文化であるためか、流行に左右されないシンプルで普遍的なデザインが多いのもイギリスの靴の特徴です。

おすすめの革靴ブランド(イギリス編)へジャンプ

イタリアの革靴の特徴

OGP:G2764-CB35 | FRANCESCO BENIGNO made in italy

イタリアの革靴は「柔らかい履き心地と色気があるデザイン」が特徴です。

イタリアのような乾燥した地域では、革靴が雨に濡れて傷むことが少くて済みます。

そのため、丈夫さよりも軽くて履き心地の柔らかい革靴が発達しました。

主に採用されるのは「マッケイ製法」で、コバ(アウトソールの側面に飛び出している部分)の幅がせまく、エレガントで色気のある見た目になるのが特徴です。

日差しが強く目の色彩感覚が発達していることから、鮮やかな色が好んで使われるのもイタリアの革靴の特徴です。

おすすめの革靴ブランド(イタリア編)へジャンプ

フランスの革靴の特徴

フランスの革靴は「独自性のあるデザイン」が特徴です。

ブランドごとでコンセプトが異なり、耐久性を重視するブランドもあれば、デザイン性を重視するブランドもあります。

なかには、絵画のような芸術性のある革靴を作っているブランドもあります。

ブランドによってどこに重きを置くかが全然違うのがフランスの靴ブランドの面白いところです。

おすすめの革靴ブランド(フランス編)へジャンプ

ドイツの革靴の特徴

ドイツの革靴は「実用性を重視した作り」が特徴です。

履いても圧迫感がないようつま先あたりに余裕を持たせた作りをしており、ぽってりとした見た目です。

また、ちょっとやそっとでは壊れないような頑丈さがあり、長く履けるようになっているのもポイントです。

デザイン性は二の次で、実用性に長けているのがドイツの革靴の特徴です。

おすすめの革靴ブランド(ドイツ編)へジャンプ

アメリカの革靴の特徴

アメリカの革靴は「無骨で素朴なデザイン」が特徴です。

ヨーロッパの革靴に見られるようなドレッシーなデザインではなく、どんな服装に合わせやすいような無骨でカジュアルなデザインの革靴が多いです。

作りは大雑把な部分が多く、いい意味で味があります。

イギリス靴と同じように「グッドイヤー・ウェルト製法」で作られていることが多く、丈夫さも持ち合わせています。

おすすめの革靴ブランド(アメリア編)へジャンプ

東ヨーロッパの革靴の特徴

国という括りではありませんが、東ヨーロッパの革靴は「高い技術力と温かみのある作り」が特徴です。

東ヨーロッパは、イギリスやイタリアに比べて機械化の進みが遅く、いまだに多くの製作を手で行っている工房がたくさんあるそうです。

軍用の生産が盛んに行われていた地域もあり、高い技術力も持ち合わせています。

手作業だからこそ生まれる、温かみが感じられるのが東ヨーロッパの革靴です。

おすすめの革靴ブランド(東ヨーロッパ編)へジャンプ

日本の革靴の特徴

日本の革靴は「細部へのこだわりと履き心地を追求した作り」が特徴です。

ものづくりへのこだわりが強い国民性があるためか、工芸品のように細部まで精巧に作っているブランドが数多くあります。

作りだけでなく履き心地にも強いこだわりを持っているように思います。

日本人の足に合うように独自の木型を開発したり、足に馴染めば履き心地が良くなるグッドイヤー・ウェルト製法を採用していたりと、いかに履き心地を良くするかを独自に追求しています。

おすすめの革靴ブランド(日本編)へジャンプ

以上が、国別の革靴の特徴です。

簡単にまとめると以下のようになります。

  • イギリスの靴
    • 頑丈な作りと流行に左右されない普遍的なデザイン
  • イタリアの靴
    • 履き心地を追求した作りとエレガントで色気があるデザイン
  • フランスの靴
    • ブランドごとに独自性があり、雰囲気が異なる
  • ドイツの靴
    • 頑丈な作りと、つま先あたりに余裕を持たせた実用性のある作り
  • アメリカの靴
    • 頑丈な作りと素朴なデザイン
  • 東ヨーロッパの靴
    • 高い技術力と手作りによる温かみのある作り
  • 日本の靴
    • 細部まで手の込んだ工芸品のような雰囲気と、履き心地を追求した作り

ここに記載した特徴に当てはまらない特徴を持ったブランドも多々あるので一概には言えません。

ただ、ほとんどのブランドがここで紹介した国別の特徴を色濃く伴わせているように思います。

自分のライフスタイルや服装の傾向から「どの国のブランドの靴が合いそうかなぁ」なんて考えてみるのも楽しいひとときになります。

それでは、次のページから革靴ブランドをご紹介していきます!

最後までぜひお付き合いください。

コメントはこちらから

  • ご紹介されてるブランキーニ、どうやらスエードのような部分は、革の内側でなく表側をサンドペーパーとかでケバ立たせているらしく、普通のスエードでは無いって話しを聞いた事があります。

    • コメントありがとうございます。

      革の表側を削っているということは、ヌバックレザーですね!
      情報共有くださり、どうもありがとうございました。

  • いつも参考にさせていただいております。
    3万円以上が最低限ということで、そのランクでオススメのローファーを教えていただけませんかでしょうか?

    • コメントありがとうございます。

      どのブランドも素敵なローファーモデルがあるので、ひとつのモデルを挙げるのは難しいですね…

      3 万円台でおすすめのブランドを下記記事で紹介しております。
      気に入ったブランドの中からローファーモデルを探してみると良いかもしれません!

      https://io-shoes.jp/posts/1600261549/

  • メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です